SDGs取り組み紹介
コミュニティ・スクールを活用して地域の高齢者に熱中症対策を啓発したい!
近年、夏場の気温が上がっており、熱中症にかかる危険性も高まっています。特に高齢者は、温度変化が感じにくい傾向があり、若者よりも、熱中症で救急搬送されるケースが多くなっています。
鞆の浦学園では、こうした状況を課題として捉え、コミュニティ・スクールを活用して、解決につなげたいと考えていました。
これを受け、熱中症対策講座を全国の学校で実施している大塚製薬株式会社とマッチングし、熱中症対策の啓発を担当する福山市環境保全課も関わる中で、鞆の浦学園の7年生に、高齢者にフォーカスした熱中症対策講座を実施しました。
講座を受けて、生徒たちは学校の図書室などで調べ学習を行い、自分たちで考えながら地域の高齢者に向けた熱中症対策を呼び掛けるポスターを作成しました。ポスターの作成にあたっては、地元デザイナーや医師、高齢者介護事業所の方からのアドバイスをいただくとともに、大塚製薬株式会社と福山市環境保全課のチェックも受けながら、より良いものに仕上げていきました。
できあがったポスターは、学校運営協議会委員と連携して、地域の福祉施設等に配布し、高齢者へ熱中症対策の啓発活動を行いました。
熱中症は、地球温暖化が進む現代では無視できない課題です。コミュニティ・スクールを活用して、孫世代からおじいちゃん・おばあちゃんに熱中症対策について啓発する取組は大変意義深いものと考えています。
こうした社会情勢を適確に捉え、未来を担う子どもたちに質の高い教育を提供するため、引き続き、大塚製薬株式会社と福山市で連携していきます。
達成したゴール
- 大塚製薬株式会社
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大塚製薬は設立以来、病気の診断・治療にアプローチする医療関連事業と日々の健康維持・増進をサポートするニュートラシューティカルズ関連事業を中心として、世界の人々の健康に向き合ってまいりました。未来においては、医療が多角化し、日常生活から診断・治療までの健康課題に対してシームレスなサポートが求められます。私たちは二つの事業で培ってきた経験を強みとし、時代の変化にそのあり方を適合させ、さまざまな立場の方のご協力を得ながら、独自のヘルスケアサービスを提供してまいります。
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