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福山市SDGs
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推進宣言団体 一覧
環境に配慮した取組
瀬戸内海では、温暖化等の影響で近海魚の漁獲量が半減する等の深刻な事態となっております。クラハシでは、天然魚を保護する目的で、福山大学が開発された瀬戸内海の『シロギス効率養殖』技術を商流化する取組を、海を汚さない「閉鎖式陸上養殖」を選択し、沖縄で行っています。シロギスは、越冬等の時期を含めると、テッポウギスと称される20㎝以上の大きさに成長するまでに3~4年の年月を要しますが、福山大学では、この期間を1年半程の短期間に成長させる技術を開発されています。クラハシは、更に期間を短縮するべく、関連会社のある沖縄県最北端の離島、伊平屋島にある伊平屋村漁協が所有する、沖縄県下最大の養殖施設を借り、3年前に完全養殖の事業をスタートしました。当初は仔魚の育成に苦戦しましたが、福山大学のご指導の下技術力の向上に伴い、また沖縄ならではの冬場の高水温に助けられ、孵化から1年程度で出荷サイズに成長し、昨年初出荷を迎える事が出来ました。今後も、前例の無い瀬戸内海魚種の養殖を推進し、資源保護と瀬戸内海の海洋環境への配慮を推進して参ります。
- 2026年3月末までの成果指標
- 生産数量:2026年に向けて、現在10万尾から25万尾を取り上げ目標として目標設置する。
- 目指すゴール
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