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カイハラ株式会社

製造業
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企業・団体概要
創業より130年を超えた当社はコットンの選定から紡績,染色,織布,整理加工まで一貫生産を行う国内唯一の企業です。
例えば、EDWIN,Levi’sなどのジーンズメーカーやユニクロ・GAP・moussyなどの人気ブランドに生地を供給。
デニム生産量は国内消費のほぼ半数を占め、世界でもトップクラスのデニム生地製造メーカーです。

環境に配慮した取組

清流からの取水を使用前と同等の水準まで浄化して河川に戻すことを目指し、膜濾過式活性汚泥法(MBR)による排水処理施設を全工場に導入。水質汚濁の指標とされるCOD排出量を約70%削減しました。MBRを導入したことで、汚れを一切外に出さない排水処理が可能になりました。また、デニム生地の原料であるコットンの約5%が、不純物を取り除けず製品化されない「落綿」になりますが、カイハラではその半分をリサイクルコットンに加工しており、残りも堆肥として有効利用しています。製造工程で発生したクズ糸や生地の切れ端を、再び繊維の状態に戻した「反毛」を糸やフェルトに加工して再利用したり、ぬいぐるみの中綿として提供するなど、資源ロスを極力減らしています。そして、2015年度から高効率ボイラーの導入を積極的に進め、2018年度に全工場への設置を完了しました。その結果、一定量の製品を作るために必要なエネルギー原単位を18%減少させました。CO2の削減に向けて蛍光灯からLED照明への切り替えを進めており、現在、約80%の設置率を達成しています。高効率ボイラーとLED照明の導入により、年間約5000トンのCO2排出量を削減できました。高効率ボイラーを導入するとともに燃料を重油よりもクリーンなエネルギーであるLNG・LPG(液化天然ガス・液化石油ガス)に転換。それにより、2019年度には硫黄酸化物(SOx)の排出量ゼロを達成しました。

2026年3月末までの成果指標
・水の再利用率:16%とする ・再資源化率:99%とする ・CO2削減量原単位:2018年度比40%削減 ・水質汚染物質排出量:2018年度比6%削減・大気汚染物質排出量:2018年度比30%削減
目指すゴール
  • 安全な水とトイレを世界中に
  • エネルギーをみんなにそしてクリーンに
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 住み続けられるまちづくりを
  • つくる責任つかう責任
  • 気候変動に具体的な対策を
  • 海の豊かさを守ろう
  • 平和と公正をすべての人に
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